まつのとソフトボール①

f:id:softball360:20200324005637j:plain

 こんにちは。Teacher Aide 奈良支部長のまつのです。もうすぐ卒業(明日)になるので、何か今の気持ちを書き残そうかと思ってこのブログを書いています。徒然なるままに書いているので、あまり読み応えのあるものになるとは思っていません。内容重視の方はブラウザバックを推奨します。

 

 このブログで書いていこうと思うのは、私とソフトボールについてです。各種SNSでフォローしていただいている方はお分かりかもしれませんが、私はソフトボールが大好きです。野球ではありません。ソフトボールなのです。決して野球が嫌いなわけではないのですが、ソフトボールの魅力にハマってしまっています。

高校1年生の頃から始めたので今年で10年目を迎えます。ベテランですね(笑)ただしうまいわけではなく、所謂「下手の横好き」です。とはいえ、大学生活のうち、かなりの力をかけてやっていたのは事実です。ソフトボール抜きに大学生活は語れないと思ったのでこのブログではソフトボールについて書きます。

 ただの趣味ではなくて、ソフトボールとの出会いが私を教育の世界へと導いたと思っています。そのようなことも書きたいなと思っています。

 今回はソフトボールの詳しい話はしようとは思いませんが、今後ソフトボールそのものの話をしていくこともあるかもしれません。では、さっそく始めましょうか。

 

f:id:softball360:20200324013107j:plain


 

私がソフトボールと出会ったのは高校一年生の頃です。当時通っていた高校の男子ソフトボール部がインターハイに十数年連続で出場するというほど有名で、「ここに入れば自分も全国大会に行けるかも」、というような不純な動機で入部しました。

 私は小学生のころに少し少年野球をしていたこともあって、まぁすぐに慣れられるだろうと思っていました…

 

 しかし、現実はあまりにも異なっていました。野球とソフトボールは似ているものの、全く異なるスポーツでした。スピード感、力強さ、戦略性などがあまりにも異なっていました。毎日が驚きの連続で、先輩方のプレーにただただ目を奪われていました。また、勝利に対して徹底的に貪欲なチームでもあり、ルール違反に限りなく近いあれこれを平然としていることも多々ありました(笑)

 相手よりも上回りたいという「王道」を目指すのではなく、相手をどのようにして倒すかという「覇道」を進むチームだったような気がします。

 

 少し話はずれますが、ソフトボールには野球に存在しない浮き上がる変化球「ライズボール」があります。よくテレビでも「プロ野球VSソフトボール」として紹介されることがあるため、御存じの方も多いかもしれません。プロ野球選手がソフトボール選手のライズボールにきりきり舞いとなっていることが多いですね(笑)

中学生の私は「ボールが浮き上がるわけがない。あんなボール球に手を出すわけがない」と思っていました。

 

⇒いやこれが振ってしまうんですよ!ストライクに見えるんですよ!気づいたら顔の高さのボールに手を出して情けなく空振りをしてしまうのです。本当に浮き上がるように感じます。

大学時代の後輩(投手)によると、ある程度錯覚もあるようですが、打者の目は完全に欺かれます。やればわかります。

 

関係ないですが、ソフトボールに関する動画を見つけたので貼っておきます。

www.youtube.com

 

というような、驚きの日々を過ごしました。

 

 私が二年生の夏、レギュラーメンバーの活躍でインターハイ出場が決まりました。私はというと、相変わらずのへたくそで、なんとかベンチ入りはできたものの記録員として試合のスコアをつける係でした。正直、試合に出たいというより、雰囲気に圧倒されていたところもあったので「出られなくてよかった」と思っていました。あとは宿舎のご飯が美味しかったこともよく覚えています。

 閉会後、新チーム発足とともに、私たちの時代が始まりました。絶対にインターハイに行くんだという気持ちが強かったことを覚えています。

 

しかし

 

 翌年6月、私たちはインターハイには行けませんでした。予選でライバル校に大差をつけられコールド負けを喫しました。惜しかったということはなく、全くといってよいほど歯が立ちませんでした。私は結局レギュラーの座をつかむことはできませんでした。チームの危機に、何もできませんでした。

 十数年連続でインターハイに出場していた伝統を途絶えさせてしまいました。

 日々、とても大きなプレッシャーがありました。私はどうしても力んでしまい、三年生になってからは練習試合でたった一本のヒットを打つこともできず、三年生時の年間打率は.000でした。

ただ、楽しくなかったわけではありませんでした。いつもいつもソフトボールのことを考えてしまっていたので、大変ではありましたが楽しんでいたのだな、と思います。

 

  • 決心

 インターハイ予選に敗退した後、やはり気持ちの整理をつけるのは大変でした。今でも時々その悔しさを思い出すことがあります。

どうすれば、この悔しさを晴らせるのか。

そう悩んだ結果、一つの決心をしました。それは…

 

自分が教員になってソフトボール部を率い、リベンジを果たそう!

 

ということでした。その思いだけで受験勉強をし、奈良教育大学へと入学したのです。「どんな教師になりたいか」「理想の教師像は」「どんな生徒を育てたいか」というイメージはありませんでした。むしろ、苦しい高校生活だったので先生に対する見方は非常にネガティブなものでした。そんな自分がよく「先生一人ひとりを幸せに」などといったものだ。

いやー、若い(笑)今の自分とは全く違うことを考えていたのですね(笑)

 

 さて、というところでそんな高校生活(ほぼソフトボールのことしか考えていない)を送り、とんでもない夢を持った者として大学生活を始めました。

 

大学生活とソフトボールについて話そうと思っていたのですが、だいぶ予定とは異なりましたね。とりあえず、もう遅い時間なので、いったんこの辺りで。

 

2020/03/24 2:26 自室にて